la petit cuvee

“プチキュベ”と、舌ったらずに発音して下さい。 くれぐれも、「ヴェ」と下唇を噛まぬよう・・・。
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再び、リトルネロについて
「『かもめも離婚するって知ってた?』」
(『アメリカ 非道の大陸』多和田葉子)

この本は別に9.11以来のアメリカ批判本ではなく、私たちが白昼夢的に体験するアメリカ旅行の断片を描いた小説だ。

とても好きな本なのだけど、今回は、本文はそれとは関係ない。

理不尽なことに逐一抗議するより、諦めて耐える方がずっと楽だということ。けれど耐えるということは、自分で選んだはずの道を他者に強いられたものに変えてしまうということ。

だから私は、誰憚ることなく誇りやかに宣言する。

「A=あえて、K=空気を、Y=読まない」と。

権利を守るための闘争。あなた方が「忍耐」という名のもとに放棄してしまったその闘いを、私が担おう。背後から撃たれることも覚悟の上で、顔を上げて歩こう。

AKY。今の世の中でそんな言葉が囁かれ始めたことを、私はとても嬉しく思う。
唇には歌を。心には、他者の刃を受け止める強さを。そして地には平和を、人には愛を。

牧歌的に聞こえるその理想は、実は忍耐より過酷な闘争を人に課す。けれど、私のゼロポイントは常にそこにあるのだ。

つまり、それが「暗闇をひとりで歩く」ということ。
私の唇に浮かぶ言葉はただひとつ。

リトルネロ。

世の中のすべての悪意に。私はあなたを憎まない。ただ、心底からの哀れみを覚える。他者の幸福と連動しない幸福など、まやかしに過ぎないのだから。
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