la petit cuvee

“プチキュベ”と、舌ったらずに発音して下さい。 くれぐれも、「ヴェ」と下唇を噛まぬよう・・・。
ライフ・マスト・ゴー・オン
「ひとの戦い方をあなたが真似る必要はありません、あなたにはあなたの方法がある筈です。」
(『祖父帰る』佐藤哲也/短編集『ぬかるんでから』所収)


12月くらいからブログのための文章を書くのが急につまらなくなってきて、お正月に休止するか閉鎖するか考えようと思っていたのにお正月はよほど頭がからっぽになっていたらしく実家でただただカロリーの摂取に励んでいて、唯一読んだ本と言えば兄が嫌がらせに貸してくれた『タイタス・クロウの事件簿』というホラー短編集だけだったりした(でもけっこう面白かった)。

『タイタス・クロウの事件簿』は、タイタス・クロウというオカルティストの学者が邪教の秘術を使って正義のために悪しきものと戦う、という触れ込みの本だったのだけど、私が読んだ限りではタイタス・クロウは(確かにすごく物知りだったけれど)他人を救うのに間に合ったためしがなかった。いちど邪神の怒りをかった人はクロウに相談しようとしまいと死んでしまうので、「結局この人、何もしてないじゃん」ということになる(ひどい話になるとクロウが出て来なくてもあらすじは変わらないんじゃないかとさえ思われる)。

そして今回の引用はタイタス・クロウとは関係なく、単に佐藤哲也が佐藤亜紀(私の好きな作家)と夫婦だからという理由で手に取った短編集『ぬかるんでから』。これがもの凄く後味の悪い不気味な短編ばかりを詰め込んだ本で、読んだその日から一週間近く悪夢にうなされ続けた。

実に酷い目に遭った。
悪夢を見たい方には非常にお勧めの一冊。

というわけで、プチキュベはまだまだ続きます。
これからもよろしく。
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