la petit cuvee

“プチキュベ”と、舌ったらずに発音して下さい。 くれぐれも、「ヴェ」と下唇を噛まぬよう・・・。
難易度★☆☆☆☆の、ささやかで重要な教訓
えー、昨日UPしたばかりのチェスプロブレム、その後なんか急に解けちゃいました。
しかも、解けてみると別に何も不思議じゃない感じで。
こんな簡単なことに三日三晩も悩んでた私って、相当ヒマなのかしらん、と思ったり。

でも、言い訳をするなら、駒の配置が見事に「盤の下側」に偏っていて、視線がそこに集中してしまう。
一手めでどちらかのルークを垂直方向に動かしてどちらかのポーンをキングに取らせる、ということはすぐに思いつくのに、その先、「どうやっても次手でメイトには絶対ならない。だって相手はもういっこのポーンの陰に逃げ戻っちゃうし」となってしまう。

自分でも呆れるのだけど、このプロブレムを解こうと悪戦苦闘していたあいだ、私の脳味噌は「チェス盤に十字を引いて四分割した、その左上の四分の一」の「何の駒も置かれていない空間」を、まったく認識していなかった。

ああ、そうか。
「何もない空間」は、無意味に「何もない」わけじゃなかったのか。
何となく付近をうろうろしてる風な白キングの位置だって、キングのいない盤面はないから、というだけで適当にぽんと置かれてるわけじゃなかったのか。

ほんとに、何てことない単純なプロブレム。
普通にチェスをやる人なら、五秒くらいで解いちゃいそうな気さえする。
すべての駒が不可欠で、余計なものは一切ない、シンプルで綺麗なプロブレムだとは思うんです。
というか、プロブレムってどれも当たり前にそうなのかもしれないけど、この問題は駒の少なさが特に美しいと思う。
でも、難易度という点では、眠れなくなるほどのことはなかった。
と、無事に解けた途端にぞんざいな物言いをしてしまう。
(いや、実はこれ難問なんですよ、と誰かに言ってほしい気はするけど、そんなことは絶対ないと理解するくらいの基準は私にもある)

これまた現金なもので、ひとつ解けた途端に本格的なプロブレム集が欲しくなってしまう。
おいおい。
難易度★☆☆☆☆がひとつ解けたからって、何でも解けると思うなよ。
むしろ、今回のプロブレムから「視野を広く持つこと」とか「世の中に無意味なものなんてない」とかいうまともな教訓を得て、それを実生活に取り入れろよ。

いや、うん。
なるべくそうしようと、努力はしてるんだ。

※解答を載せないのは実は解けてないからではなく、なんかチェスプロブレム関連のサイトが全然そういうことをしてないからで、もしかしたらプロブレムの解答を安易に公開するのってマナー違反なのかな、と思ったからです。え? いや、もしかしたら、万が一にも、プロブレム好きの人がこのページを見ないとも限らないじゃないですか(限っていいような気がすごくする)。
ともあれ、本文がほぼ解答だと思って頂ければ幸いです。
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