la petit cuvee

“プチキュベ”と、舌ったらずに発音して下さい。 くれぐれも、「ヴェ」と下唇を噛まぬよう・・・。
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インストア★パンデミック!
インフルエンザが猛威を振るっている。
毎日、職場にスタッフの誰かしらから欠勤の連絡が入る。
およそ一日あたり一名の割合。そして目下、5名が罹患中。

毎朝、出勤してきたメンバーと互いの無事を喜び合い、帰るときは明日の再会を誓い合う。
そして皆ちょっと、非常事態にはしゃいでいる感じが、なくもない。
小売業の現場なので、人数が減ると一気に勤務時間めいっぱいドタバタになるのだけど、皆いつもより良く喋り、良く笑う。シフト表を確認して「これ明日、死にますね」とか「ていうか今日既に死んでる」とか言いながらも、皆、笑ってる。

逆境を好むという性質にははっきりと二種類あって、私が嫌いなのはマゾヒスティックなそれだ。自分がこんなに大変なんだ、と周囲にアピールしつつ、そういう自分に酔う、というもの(過去の話をするなら私も身に覚えがなくもない、という点がものすごく恥ずかしい)。
そしてもうひとつは、逆境を好むというよりは逆境を克服することを好む、やや好戦的なそれ。いま私の周囲にあるのはこちらのほうの空気で、「もう死んでる」とか何とか言いながら実は「そんな状況でも自分たちで何とか乗り切れる」ことを(ほぼ)確信していて、そうできる自分を幾らか誇らしく感じている。
クライマーが絶壁を見上げてゾクゾクするのと、スケールはめちゃくちゃ異なるけれど、確実に共通する高揚感、かもしれない。

非常事態にはしゃぐ、というのは、確かにやや不謹慎ではあるのだけれど、他の誰かが病気になって仕事を休んだとき、それを「ちょっとしたお祭り騒ぎ」にして盛り上がって乗り切るほうが、「迷惑」だと放言するようなメンタリティよりはずっと健全で好ましい。

そして今日、「サトさん強いっすよねー」等と学生バイトの子に言われた。確かに、今の職場で病欠したのはこれまで一日だけだ。子供の頃はしょっちゅう熱を出したり、やれ自家中毒だ中耳炎だと、とかく学校を休みがちな「虚弱児」だったのだけれど(中耳炎で学校を休むてどんな軟弱さだよ、と今では思うのだけど、確かに小学生の頃、自分の部屋でなく居間に布団を敷いて寝かされていて耳の奥が痛くて唸っていた、という記憶が残っている。そして「ジカチュー(自家中毒のオリジナルの愛称)」と「チュージエン」とは、言葉の意味を理解するより前にその発音で覚えてしまっていたので、たぶん子供の頃の私にとってはそれが「世界の二大厄介ごと」だったのだろう)。

前々から折に触れ言っていたことだけれど、もう一度繰り返したい。
「大人になるって素晴らしい」。
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