la petit cuvee

“プチキュベ”と、舌ったらずに発音して下さい。 くれぐれも、「ヴェ」と下唇を噛まぬよう・・・。
カヤック練習記@道の駅
琵琶湖の水、湖北ならともかく琵琶湖大橋の辺りじゃそんなにきれいとは言えないのだけど、それでも秋よりは春のほうがずっときれいで、たぶん藻とかプランクトンとかが夏を謳歌したその残骸みたいなものが秋にはまだ湖にひしめいているのに比べ、春の湖水は冬の静謐な浄化作用の名残りを留めているからなのだろう。
頭で考えれば容易に想像のつくことではあるのだけれど、緩やかなさざ波にまるごと身を任せ、青みを帯びた深緑の湖水に両手を浸して感じるその事実は、圧倒されるほどの「湖の呼吸」を伝えてきた。

最近ようやく暖かくなったと思ったら何故か私の休日にだけ天候が荒れる、という日々が続いて、昨日、ようやく「曇り時々晴れ、風速5m以下」の「素人カヤック許容範囲」な予報が出ていたので、カヤックを出すことにした。

初のシングル艇セットアップ、の予定だったのだけど親が無駄に心配して、何だかよく解らないうちに子育て中の実兄を前に乗せる羽目になり(あ、「羽目」とか言ったら怒られるや。車を出してくれた上に組み立て&解体まで手伝ってくれたのだから)、ぎゃあぎゃあと喧しく組み立て喧しく漕ぎ出し、喧しく漕ぎ回って喧しく撤収。一応、慣れている人間が後ろに乗るというのがカヤックのお約束なので(膝を使って船のバランスを取るという大事な仕事があるのだ)、そんなに慣れてはいないけど私が後ろに乗ったので、目の前にずんぐりしたのが乗ると視界が遮られるわ船が前傾して進みにくくなるわ(おまけに兄は「渋々」乗っている!)、進水式でUさんが乗ったときよりずいぶん喫水が深くて不安だったりもして、途中から風が出て来て湖が波立ち、おまけに寒くなってきたので、あまり長い時間は漕げなかった。

でもまあ、組み立ては慣れてきたし、自分の体力についても概ね把握できたので、良かった。
しかし、一人で運び、一人で組み立て、一人で漕ぎ、一人で解体し、一人で持ち帰る、というのがかなり難題であることがはっきりして(カートは買ったのだけれど、船体布とライフジャケットだけでも私が背負うとヒマラヤ登山の人みたいになってしまう)、こうなったらやはり車の運転を練習するべきか(運転免許は持っている。もちろんゴールドだ、十年以上前に取得して以来、一度も運転していないから)、と思案している。

兄には「車を出してくれる相手を見つけろ」などと揶揄されたけど、それじゃ意味がないのだ。初心者のうちはまあ我慢するけど、いつまでも人に頼らなきゃらならないのは嫌だ。いずれセルフレスキューの講習に行って、仮にひっくり返っても自力で艇を起こして再乗艇できるようになりたいという野望(?)もある。エスキモーロールとまでは言わないけど(アリュートは船体幅が広いので、私の体格ではどう頑張ってもロールなんかできない)。

前途多難なカヤックライフですが、まだまだ私はめげません。
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