la petit cuvee

“プチキュベ”と、舌ったらずに発音して下さい。 くれぐれも、「ヴェ」と下唇を噛まぬよう・・・。
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水兵、リーベ、ぼくのフネ。
ぼくのフネ。

そう、念願のマイカヤックが届いたんです!

当初の予定ではフジタカヌーの「アルピナ1」のはずだったんですが、いろいろあって(いや、いろいろはないか)アルフェックの「アリュート380T」になりました。

わかる人にはわかるバカなエピソード。
私はある日とつぜんモンベルストアへ出掛けて行って、カウンターでお店の人に「あのう、フジタカヌーのファルトボートって置いてますか?」と訊いたんです。

アルフェックを始め複数の自社レーベルを持つ、アウトドア業界たぶん独り勝ちのモンベル様に向かって。

勝手に脚色したイメージだと、アルフェックはミスタードーナツで、フジタカヌーは職人気質の老舗ドーナツ屋さん。私の好みからすると、やっぱりここはフジタカヌーになっちゃいます。でもフジタカヌーはそうそう気軽に行ける場所にはないので、全国あちこちにショップを構える天下のモンベルならフジタカヌーも置いてるに違いない!と勝手に思い込んで出掛けたんです。

それで「あのう、フジタカヌーの…」とバカを言った後、「いやあ、うちは自社でアルフェック作ってるんで、他社の製品は置いてませんよ」で終わっていれば「ふりだしに戻る」だったんですが。お店の人が親切に、アルフェックの看板ファルト「ボイジャー」(野田知佑とか梨木香歩の愛艇がこれ)の組み立て実演を見せてくれたんです。その時の「フジタカヌーさんよりずっと組み立ては簡単ですよ!」というセールストークもあって、結局、アルフェックに鞍替えしました。

買ったのは少し前なのだけれど、届いたのは昨日。
購入後、最初の組み立てはお店の人がやってくれて、フレームと船体布がフネの形に馴染むまで2~3日そのまま預かってくれます。それからおもむろに解体して梱包して、発送してくれるというシステム。

そして、ついに我が家にやって来たアリュートを前に、私は愕然としましたよ。

こいつ、重くて一人じゃ運べない…。

カタログには「総重量:14kg」って書いてあったけど、絶対嘘だし(セットアップ時間だって「9分」って書いてあったのにモンベルの店長さんは「慣れれば20分くらい」って言ったし!)。

まあ一応、タンデム艇ではあるんですが、一人で運べないなら「好きな時にぷらっと漕ぎに行ける」という最大の魅力があっさり消えてしまうんです。

困ったな。
とりあえず、悪あがきしてカートを買ってみよう。

…というわけで、進水式はまだです。

自艇に「○○号」とか名前を付ける人も多いみたいだけど、私は梨木香歩に倣ってただ「アリュート」と呼ぶつもり。アリューシャン列島の先住民、カヤックを作り海豹漁をしていたアリュート(アレウト)族にあやかった名前なのです。「ボイジャー」もいい名前だけど、「アリュート」もいい名前。

それからもうひとつ、私のフネを店内で組み立ててもらっている時、ご両親に連れられて買い物に来ていた3~4歳の女の子が、アルミのパイプがだんだんフネの形になっていくのを、じっと見つめてました。ときどき姿を消しはしたけれど、完成したときにはちゃんと戻っていて、まるで魔法を見たような顔をして立ち尽くしていたっけ。

あの子は今日ここで見たフネのことを、明日になっても覚えているだろうか。
ひょっとして、大人になっても覚えているだろうか。
いつかあの子が、パドルを握って水辺へ漕ぎ出す日が来たら素敵だな。

そんなことを思いました。
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