la petit cuvee

“プチキュベ”と、舌ったらずに発音して下さい。 くれぐれも、「ヴェ」と下唇を噛まぬよう・・・。
モヒートと氷の円盤

「銀色の鍋の中で渦巻く湯の中を浮き沈み、廻ったりする卵を見ていると、私は楽しくなって来て、歌いたくなってくる。」
(『貧乏サヴァラン』森茉莉)

モヒートが飲みたかったんです。
あ、引用とはあまり関係なく。

いやね、職場で営業部の方々が、飲食店に提案する夏向けのカクテルをリストアップしていまして。その中に「モヒート」が挙がっていたのですが、作る側にとってこれが如何に邪魔くさいカクテルか、という話になったんです。

モヒート。

ミントの葉を十枚くらいちぎってグラスに入れ、砂糖と一緒にバースプーンで充分に潰す。そこにクラッシュアイスを入れてホワイトラムを注ぎ、ソーダを満たして仕上げにライムをきゅっと絞り、ミントの葉を飾る。

確かに、普通の居酒屋でメニューに載ってたらびびる。

で、自分の仕事をしながら聞くともなしに聞いていたモヒートをめぐるやり取りのせいで、どうしても飲みたくなってしまった。

もちろん、オサレなバーなんぞに出掛けて行く気力も度胸も連れもない。なので、大手スーパーへ行ってバカルディの小瓶とスペアミントのパック(ベランダで育てていたミントは小さな鉢に繁茂しすぎて自滅してしまった)、ご丁寧にライムまで買って。

レシピは少々ヘミングウェイ風に、ミントの葉を「すり鉢」ですり潰す(胡麻以外のものをすったのは初めて)。あとは自己流に、砂糖は使わず、ソーダの代わりにトニックウォーターを。ライムは軽く絞った後で果肉をそのままグラスに入れてしまう。

ミントの涼しさにライムの酸味、トニックウォーターの控えめな甘味とかすかな苦味が効いて、めちゃくちゃ美味しい。

やー、モヒート最高。

で、やっと画像の解説。
やっぱり余るわけです、ミントの葉って。
ステンレスボウルに水を張って、残ったミントを浸けて冷蔵庫にしまっておいたんですが。

1日で綺麗に凍りました。

画像では分かりにくいかもしれませんが、透明な氷に閉じ込められたミントの鮮やかな緑が何とも美しく。

涼しげで良いけど、ああ、ミントがダメにならないうちに、ライムの残りがひからびないうちに、またモヒート作らなきゃ。

でも一回やったら満足しちゃうんですよね、「おうちカクテル」って。

…アーメン。
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