la petit cuvee

“プチキュベ”と、舌ったらずに発音して下さい。 くれぐれも、「ヴェ」と下唇を噛まぬよう・・・。
衰えない重力を、いつまでも
「キリガのナイトクラブは、ブーダイーン街区の中央にある。東門からは八ブロック、墓地からも八ブロック。これだけ墓地が近いと、なにかにつけて便利だ。」
(ジョージ・アレック・エフィンジャー『重力が衰えるとき』/浅倉久志訳)


浅倉久志の訳、ひろき真冬のカバーイラスト。私が買ったのはちょうど十年前。夢中になって読んだ当時の興奮を、久しぶりに思い出した。

浅倉久志氏の訃報に接して、ディックやティプトリーJr.やエフィンジャーの名訳を思い返す(私の読書歴は、実はSFから始まっている)。私の大好きなギブスンの翻訳も、故・黒丸尚氏といずれ劣らぬ名訳を競っていた(初期短編集『クローム襲撃』、今も好きな本。新装版出ないかなぁ)。

これから、サイバーパンクは誰が訳すんだろう。

たぶん若手の翻訳者も出て来てるはずだけど、私がSFに関しては新しい作家のものをなかなか読まないというのもあって、名前が思い浮かぶのは重鎮ばかり。福島正実とか伊藤典夫とか。

それにしても浅倉久志。
ギブスンの未訳の新作があればいい、と書いてまだ日が浅いので、やや茫然としています。

ほんと、誰が訳すんだろう。
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