la petit cuvee

“プチキュベ”と、舌ったらずに発音して下さい。 くれぐれも、「ヴェ」と下唇を噛まぬよう・・・。
衣食住あらため書食住?
「…。愛情というのは与えるものではなく、愛したいと感じる気持ちを、相手からもらうことをいうのだと」
(『まほろ駅前多田便利軒』三浦しをん)

この引用はちょっと不本意。そんなに大きく心を動かされたわけではない。ただ、しばし考えてみるべき言葉…かなぁ。

さて。
今日やっと、定額給付金を全額浪費すべく、街中の大型書店へ出掛けた。

「給付金、何に使う?」と訊かれて「本」と即答した、その時の野望(本屋さんで買い物カゴを持ってウロウロ。前からやってみたかったんだ)を実現すべく。
でも何となく気分が乗らず、本当に欲しいのかどうか解らないような本ばかり選んで(そもそも図書館とブックオフの恩恵に慣れたこの身には、やっぱり定価で買うことが躊躇されるのだ)、金額は給付金の半分くらいに終わった。

帰りにマディラワインとゴルゴンゾーラ・ドルチェを買い込み、給付金残高を清算。服とか靴とかね、買わなきゃいけないものは他にあるんだけど。買わなきゃいけないものと買いたいものはまた別なので。

さらにバスの待ち時間に立ち寄ったお馴染みブックオフで、三浦しをんの直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』を200円で買う。というのも、書店で買い込んだ本は宅配にして貰ったので、明日にならないと届かないから。今日読む本がないと困るから。

でもこの本、なかなか良かった。著者の趣味全開のイラストにはちょっと苦笑したけど、直木賞にはピッタリの娯楽小説。

今までエッセイしか読んだことなかったけど、小説書くの巧いなぁ、三浦しをん。書かずにはいられなくて書かれたものではなく、書くことを楽しみながら書かれたもの。そんな気配が満ちている。

ああ、それもまた才能なのだなぁ。
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