la petit cuvee

“プチキュベ”と、舌ったらずに発音して下さい。 くれぐれも、「ヴェ」と下唇を噛まぬよう・・・。
遅すぎることを誰も知らない
「Nobody knows it’s too late」
(LOVE LOVE STRAW 『JOE COOL』)


 こういう考え方は馬鹿げているので止めなければと思うのだ。
 何か良いことがあるとさて代償は何だろうかと思ってみたり、
 良くないことがあるとそのうち良いことがあるさと思ったり。
 非現実的な思考だということは解っているのに本気でそう考えている自分が、血液型占いとか星占いに一喜一憂する「女のコ」みたいで非常に恥ずかしい。

 何故そういう話になるかと言うと、最近、十年以上まばらに探し続けていた廃盤のCDを、たった三日のあいだに立て続けに発見してしまったからなのだ。
 一枚は、上野洋子が脱退する前のZABADAKのアルバム。
 もう一枚は、今はなきLOVE LOVE STRAWのアルバム。
 ちなみにインターネットでそういう探し物をするのは卑怯な気がして(またまた、巡り合わせ、とかいう「女のコ」的思考だ)、私はそういう効率的なやり方を拒んできた。

 ところで、全国津々浦々のブックオフでは、ちょっとマイナーなアーティストになるとアルバムのタイトルとアーティスト名の取り違えなんかは日常茶飯事、どの店でもソフト・バレエというパンクバンドのアルバムが必ず「クラシック/バレエ音楽」の棚にあるのもご愛嬌。
で、多分、彼ら(ラヴラヴストロー)のインディーズ時代のアルバム『FLAME ON』が250円で投げ売りされることになったのも、「ら」でなく「ふ」の棚にそれがあり続け、誰にも発見されずにいたおかげで。私は私で、フリーノートという最近のバンドの『ピアノを弾いて』とか何とかそんなタイトルの曲をちょっと聴きたいかもと思って「ふ」の棚を見ていて、そこで不意に、『LOVE LOVE STRAW』の文字を見つけたのだ。

 1998年発売のアルバムなのだけど、アンケートはがきとステッカーがキレイなままで入ってた。待てば海路の日和あり、というけど、私は今『FLAME ON』を聴きながら、代償が怖いなあ、とかなり本気で考えている。

 追記、ラヴラヴストローについて少し。

簡単に説明すると、「オルタナの爆音サウンドの上に初期ビートルズのハ長調的メロディと後期ビートルズの呪文的歌詞を乗せて投げやりな日本語英語で歌うバンド」ということになる。かな。ともかく、バンド名からキュートなポップスを想像すると当てが外れることだけは確か。
ちなみにこの『FLAME ON』ではまだ歌詞が呪文化してなくて、ほとんどの曲がひどく生真面目なラブソングなのが面白い(アィラーヴューソーマッチャーンドフォーエーバ、だって。でも、それも一抹の真実ではあるのだな)。
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≪この記事へのコメント≫
やぁ
返信メールを読んだので、コメントもしてみんとしてキーボードをぺしぺしと打ってみる。

楽あれば苦あり苦あれば楽ありというのは、古くから受け継がれて来た先人の偉大な格言ではないか。
占いと一緒にして恥ずかしがることはないと思うですよ、私は。
でも、インターネットで物探すのが卑怯とか思う考え方は、なんだか好きだな(笑)
2007/01/25(木) 18:30:13 | URL | マツド #WBN07k7g[ 編集]
やぁやぁ
楽あれば苦あり…。しみじみ心に染みる言葉だなあ…。

でもまあ、偶発的に楽や苦があるのはいいんだけど、苦しいことがあったからといって安直にその埋め合わせを期待してしまう(或いはちょっと良いことがあったら次の日の雲行きに不安を覚えてしまう)ような自分の心のはたらきが、私には嫌なんだよ…。

うん、確かに先人は偉大だ。インターネットでの探し物についてもちゃんと、「他人のふんどしで相撲を取るな」と言っておられるからね(笑)
2007/01/26(金) 21:50:00 | URL | サト #-[ 編集]
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