la petit cuvee

“プチキュベ”と、舌ったらずに発音して下さい。 くれぐれも、「ヴェ」と下唇を噛まぬよう・・・。
不在の、耐えられない重さ
夜。
世界が何事もなく機能していることを確かめたくて、ラジオをつける。

ポルノグラフィティの『アポロ』(既に懐かしい)がかかったのだけど、知らなくてもいいことばかり知りすぎている私は素直に聴けない。

宇宙飛行士の第一期生「オリジナル7」の名前をほぼ空で言えるくらい、私はアポロ計画に詳しいのだ。『ライト・スタッフ』は、好きな映画の話をタイトルや俳優ではなく監督から始める私にしては例外的に、監督名を覚えていない映画だ(いや、確かドキュメンタリーの大御所…「ア」か「エ」で始まるような…クンデラの『存在の耐えられない軽さ』を撮ってなかったっけ…それは『男と女』か…ってことは「ア」か「エ」ってアヌーク・エーメからの連想? マルク・テンペ、はアルザスの醸造家だし…ううむ、やっぱり思い出せない)。

とにかく、アメリカが月を目指したのは軍事競争に勝つためだし、アポロ計画は17号で終わってる。

世界があまりにも上滑りに機能していることを確認して、私は禁断の一言を呟く。

「どうでもいい」

ああ、どうでもいいのは私の方だ。いやいや、どうでも良くはない。今はとにかく、早く寝なきゃ。
…さっき調べた結果。映画『ライト・スタッフ』の監督はフィリップ・カウフマン。別にドキュメンタリー専門ではなく『男と女』ともアヌーク・エーメとも関係なかったけど、クンデラの『存在の耐えられない軽さ』は撮っていた。
一勝二敗。
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