la petit cuvee

“プチキュベ”と、舌ったらずに発音して下さい。 くれぐれも、「ヴェ」と下唇を噛まぬよう・・・。
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ビバ、ライブラリ!
「人生といえども私を卑しい精神の人間に変えることはできないのです」
(『呪のデュマ倶楽部』アルトゥーロ・ペレス・レベルテ)

二ヶ月以上続いている夜毎の微熱も私の図書館通いの妨げとはならず(昼間は平熱だから)、久々に、昔よくやっていた「テーマ遊び」を再開してみた。

これは読書生活が単調になってきた時の荒療治で、何かひとつ単語か漢字を決めて、タイトルにその字が含まれている本を片端から借りてみるという遊び。普段アンテナに引っ掛からない本との言わば「お見合い」をしようというわけ。

当てはまる本が少ないと厄介なので、なるべくタイトルになりそうな言葉を選ぶ。これまで試したのは「時」「町(街)」「愛」などなど(「愛」なんていう陳腐なキーワードでマキューアンと出会えたのは幸運だった)。

で、今回はやや物騒だけど「悪」。気になっていたボードリヤールの最後の著作が『悪の知性』で、それを借りるのに合わせて。

結果は、①アンブローズ・ビアス『悪魔の辞典』(実は私はあんまり好きじゃないのだけど、笑えるし暇潰しにはなる)、②ボードレールの詩集(ボードリヤールと名前が似ているからではなく、代表作『悪の華』が入っているから)、③ボリス・アクーニン『アザゼル(堕ちた天使)』(堕天使=悪、ではなくて著者が日本語の「悪人」からペンネームをとっているから)、という、ひねくれた選択。

結局は自分の可視領域の中で選んでいるわけで、これが歳をとるということか、と、うちに帰ってから実感した。

引用したのは今日借りた本ではなく今日返した本。ダヴィンチ・コードの百倍は面白かったけと、ボルヘスの百分の一の面白さ。

…これが歳をとるということか。
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